過去の東京新聞杯の勝ち馬を見ても大成している馬が多いので、春に向けての注目レースです。
まさか、リスグラシューが有馬記念まで勝ってしまうなんて東京新聞杯を勝った時は誰も想像していなかったですよね…矢作先生は見据えていたのかな??
では、2022年東京新聞杯の回顧です。
回顧
データ的には上がり最速の脚を使っても届きにくいレース。過去10年、上がり1位馬は【0.3.0.8】と1勝もしていないデータがありました。
アナライズシートでは、近年は前後半ほぼ均等のミドルペース。4角6.7番手の上がり5位〜7位が頭まで有る。追込馬は消しとなっていました。
では、実際の展開との比較です。
5番トーラスジェミニが予想通りハナ。59kgの7番ケイデンスコール、12番ヴェロックスの番手が予想外。枠の並び的に3人気13番ホウオウアマゾンはその後ろになりました。 14番カテドラルは出遅れて最後方。その1馬身前に4人気の11番イルーシヴパンサーと前と後ろは予想と少し違う隊列になりました。その中で1人気6番ファインルージュはベストポジション。これは勝ち負けかなと思いました。
予想前半3Fは34.8秒と考察。実際は34.7秒なのでこれはほぼ正解。クラス平均前半3Fも34.5秒〜34.7秒なのでほぼ近3年に近いレースになるだろうと、前半3Fを通過した時点で思いました。
直線は残り300mで8番ドナアトラエンテが先頭へ立つ。ファインルージュは詰まり気味になるがなんとかこじ開けて来た。しかし、大外からイルーシヴパンサーが別次元の脚であっさり差し切る。3勝クラス上がりとは思えない勝ち方で一気に主役へ躍り出た。上がり33.1の最速で2位のファインルージュ、カラテとは0.8秒の上がり差。上がり1位は勝ちきれないデータ。アナライズシートは4角6.7番手が頭。ベストポジションからは掛け離れた位置からの勝ち方。
これはG1クラスだと思いました。安田記念が楽しみですね。
馬券の反省
馬券は上位人気2頭を軸の人気薄への馬連&ワイドのフォーメーションにしました。
6.11→1.4.8.11
紐の1番アオイクレアトールと4番マルターズディオサは全然末脚勝負ができませんでしたね…
なんとか上位人気軸2頭の馬連だけは縦目を抑えていたので引っ掛かりました。払い戻しが有るのと無いのでは全く違いますからね。レベルの高い重賞はたまに規格外の馬が出て来るので【格】を越えたレースになります。今回は堅く決まったレースだったので、穴狙いの馬券は外れましたが、来週はしっかり荒れるレースを見極めていきたいです。
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