春のベストマイラー決定戦。中距離からの臨戦や強い牝馬の挑戦などもあり毎年ハイレベルなレースになります。 5週連続東京GIもここで終了。自分としてはダートの中距離や芝の長距離レースを得意としているのでスプリントの様な流れになるマイル戦は若干苦手ですが、しっかり良い情報を提供できる様に頑張ります!
安田記念は毎年、ほぼ必ず流れるのでかなりの消耗戦になります。
近年でスローだったのはロゴタイプが勝った2016年だけです。かと言って上がり最速だけを狙えばいいレースでは無い傾向が出ています。
安田記念(2022) 東京 芝1600m
人気順データ(過去10年)
1人気【3.3.2.2】複勝率80%
2人気【1.0.1.8】複勝率20%
3人気【1.3.1.5】複勝率50%
4人気【1.0.1.8】複勝率20%
5人気【0.1.0.9】複勝率10%
6〜9人気【4.1.1.34】複勝率15%
10人気以下【0.2.4.64】複勝率8%
アナライズシートでの傾向
過去のラップを見ても、1400mのラップではないのかと思うくらいの消耗戦。
クラス平均前半3Fは34.5秒辺り。マイルでこれだけのラップで前半を走破しても後半も同じくらいのラップで走れる馬が上位に来ています。 前後半イーブンペースが通例。
※アーモンドアイやグランアレグリアが上がり32秒台の脚を繰り出しても勝ちきれないレースです。
テン33秒台のハイペースにならないと4角10番手以下では勝ちきれない傾向です。
アナライズシートの傾向では、基本は上がり1位&上がり4位〜6位の先行馬がセットでくる確率が高い。中団の上がり1位馬は勝ち切るのは難しいが馬券内は堅い。
テン33秒台のハイペースになると差し馬BOXでも良いが、軸馬は上がり4位〜6位の先行馬にするのがベターか。追込馬は厳しい。
2016年は逃げ馬不在でテン35秒台のスローでイレギュラー。
翌年2017年はロゴタイプが連覇を狙って去年とは逆のハイペース逃げ。この時のロゴタイプの調教はめちゃくちゃ良かったので2着も納得。 (南W 66.2-51.2.36.7-12.2 直強⑦)
2020年は馬場がかなり悪く、池添騎手に芝の塊が目に飛んでくるくらいゆるい馬場でした。テン34.2秒になっていますが良馬場なら33秒台なのでハイペースと捉えます。
展開予想
16番レシステンシアがハナ争い。3番ロータスランドもスプリントを経験しているのでハナが入れ替わる可能性もある。どちらにしろ、そこまでミルコは速く逃げる騎手ではない。
13番ソングラインや15番セリフォスも番手。12番ダイアトニックも好位へ。
前半3Fはヴィクトリアマイルとさほど変わらず、35.0秒と予想。このレースの平均ペースよりはかなり遅め。
ベストポジションは先頭から5,6番手辺り。
人気馬の9番シュネルマイスターや8番イルーシヴパンサーはかなり後ろからの競馬になる。18頭立てを捌くのは至難の業になりそう。
安田記念は流れないと追込馬は厳しい。
馬券
◉【13】 ソングライン
ベストポジションに該当。前走よりかなり好位につけれる可能性があるのでこのペースなら4角で絶好位にいる。
◯【14】 ソウルラッシュ
ベストポジションより少し後ろで上がり最速ならこの馬か。人気馬と同じ脚を使えて、なおかつ人気馬より前目で競馬ができる。
▲【15】 セリフォス
中3週で1週前に破格の時計。好位につけれる強みと斤量面でもプラス。
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