現代競馬ではここを使って中2週で日本ダービーに挑戦する陣営は全く見なくなった。
近年はゆったりとしたローテーションで、この時期は特に成長を促すために中2週や中3週などで競馬に向かう馬は皆無に近い。ノーザンファーム生産馬なら尚更である。
時代と共に競馬も仕事も新しい方法にシフトするのは必然であるが、名馬の走りをもっと見たいと思うのはファンなら当然ではなかろうか。何せこのNHKマイルカップはここを1戦必勝狙いの陣営を見つけて馬券に落とし込むしかない。5月の連戦が続くGI初戦をしっかり当てて資金確保といきたい。
傾向はしっかり出ているので皆さんに掴んでもらいたい。
NHKマイルカップ(2022) 東京 芝1600m
脚質別データ(過去10年)
逃げ【3.1.1.5】複勝率50%
先行【2.3.2.35】複勝率14%
差し【3.4.7.61】複勝率18%
追込【2.2.0.47】複勝率7%
逃げが良いのは分母が少ないため。脚質的には偏りはなくどこからでも狙える。
上がり最速馬は【1.3.1.7】と半数以上が馬券外。
ペースによって勝馬が変わってくる模様。
アナライズシートでの傾向
過去のラップを見ても、スローで流れることはまず無い。
クラス平均前半3Fは34.1〜34.3秒辺りでかなり流れる傾向。この時期特有の引っかかる馬が多数いるのも影響している。
流れは読みやすい。逃げで残るのは規格外馬でないと厳しい。
アナライズシートの傾向では、好位の上がり3位〜5位が勝ち切る傾向。上がり1位は2〜4着の確率が高い(もちろん馬券外も有る。)
近年の馬場ならテン33秒台にならないと4角10番手以下の差し馬は厳しい。
基本は中団好位の馬の上がり順で決まる。
展開予想
13番ジャングロがハナ争い。5番キングエルメスや6番トウシンマカオが番手。
16番プルパレイ、7番タイセイディバインも先行しかなり流れる。
予想前半3Fは34.3秒。
人気の18番ダノンスコーピオンや4番セリフォスはちょうど中団から。11番インダストリアは中団よりやや後ろか。
例年通りミドルペース以上で流れることは濃厚で、好位中団の上がり3位〜5位辺りが頭まである。
馬券
◉【4】セリフォス
ベストポジションに該当。 安田記念も見据えているが、中団で上がり3位〜5位該当ならこの馬。
1週前追い切りもかなり良かった。
◯【11】 インダストリア
ベストポジションより少し後ろで上がり最速ならこの馬か。前走は遅い流れで戸惑っていた感じ。
速い流れなら中距離向きの馬が台頭しやすいのも例年通り。
▲【8】アルーリングウェイ
△【2】ソネットフレーズ
▲△2頭は先行押し切りのタイプを抜粋。近年のNHKマイルCは中団までの馬が穴を開けやすい傾向。
ベストポジションに該当し、なおかつ終いの脚もしっかりしている馬を選択。
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