金鯱賞 予想

金鯱賞といえば、中京芝2000mで開催は行われていますが、ここまで開催時期がコロコロと変わるレースは珍しいです。
2006年〜2011年は宝塚記念の前哨戦として5月開催。2012年〜2016年までは有馬記念の前哨戦として12月開催。そして2017年〜現在までは大阪杯がGIに昇格されたと同時に3月開催に変更。
ここまでJRAさんにいい様に使われているレースは金鯱賞のみです。
GIまで中2週で好メンバーが揃うのも大阪杯の賞金が上がったためでしょう。
(1億3500万円→2億円で去年より6500万円増)
もちろん1着には大阪杯への優先出走権。

金鯱賞(2022) 中京 芝2000m

データでは3月開催の過去5年から。
前走クラス別成績
GI 【4.1.0.10】 複勝率33%
GII 【0.0.0.14】 複勝率0%
GIII 【0.2.1.15】 複勝率16%
OP 【1.0.3.4】 複勝率50%
海外【0.2.1.2】 複勝率60%

中心はやはり1着が4回のGI組か。ただし3人気以下だと【0.0.0.9】と馬券圏内はなし。人気のGI組を推したい。
対してGII組は苦戦。着外14回と分母も多い上に全く好走できていない。
OP特別組は意外な程、複勝率が高く軸には最適か。

サンレイポケットを狙いたかったが、前走京都記念(GII)なのでデータでは割引。

アナライズシートでの傾向

年末に施行される中日新聞杯と同コース同距離。開催時期は違いますが傾向は似ています。 立体コース図(坂スタートなので滑る)
GIIとGIIIなのでガラッと傾向が変わるかもと思いましたが、傾向は似ています。大阪杯の賞金が増額され、これからもっと好メンバーが揃えばラップや傾向も変わってくるかもしれません。
中日新聞杯→クラス平均前半3Fは35.8〜36.2秒
金鯱賞→クラス平均前半3F、35.5〜36.0秒になっています。

アナライズシートの傾向では、平均ペース辺りで流れれば上がり順で決まる可能性が高い。
テン36秒台以上のスローなら上がり7位〜10位辺りの逃げ先行も気をつけたいが。去年の中日新聞杯はテン36.5秒で逃げ先行決着で大波乱。(勝馬ショウナンバルディ)スローになれば変則開幕週なので前も気をつけることが重要。
今年はジャックドールとレイパパレのどちらが逃げるのかが注目ですね。
(レイパパレは引っかかる可能性有り→こちらのコラムで理由を書いています。)

展開予想

3番ジャックドール、2番ギベオンがハナ争い。10番レイパパレは調教で前に馬を置いて残り1Fで抜け出す調教をしていたので逃げないと予測。
1番ショウナンバルディが続き、5番ポタジェ、7番シャドウディーヴァが続く。
人気の13番サンレイポケットは枠的に後ろからの競馬か。

予想前半3Fは36.2秒辺り。中京芝2000mは上り坂スタートなので内枠の先行馬の方が前に出やすい。後はレイパパレが引っかかるか否かがポイント。

ベストポジションは4.5番手辺り。この位置で上がりを使える馬が勝ち負け。

馬券

◉【3】 ジャックドール
前半36秒台なら開幕週も利用して押し切れる。
逃げても上がり3位〜5位を出せれば勝ち負け。

◯【6】 アカイイイト
ベストポジションより少し後ろで上がり最速ならこの馬か。
エリザベス女王杯でもソフトフルートより前で上がり最速を出しているのでここでも。

▲【7】シャドウディーヴァ
左回りの2000mは的鞍。ベストポジションに1番近い。上がり2位or3位予想。

コメント

タイトルとURLをコピーしました