桜花賞に向けてマイラーとスプリンターが同居する楽しみなレース。
いよいよ桜の蕾も見え始め、春の到来を感じる一戦です。
桜花賞には直結しにくいレースだが、毎年締まった流れになり差しも決まりやすい展開にもなる。
アットザシーサイドの様に、ここでペースに反したりアナライズシートの傾向に反して好走した馬は桜花賞でも好走できるので重要なレースである。
フィリーズR(2022) 阪神 芝1400m(内)
毎年3月2週目の開催。芝の状態は比較的良好で、レース直線は内から差してくることも多い。
まだ中学生の女の子なので、体重も細いまま出走してくることもしばしば。
過去10年のデータでは、芝1400mの勝ち星がある馬が有利だがクラス実績を見ると、勝馬11頭中9頭がOP初勝利。(2019年は1着同着だったため)
さほどクラス実績は問われない。
アナライズシートでの傾向
過去のラップを見ても、33秒台に突入するくらいの速いラップ。
ちなみに今年の阪神芝1400mの重賞ラップは、
京都牝馬S→34.3/33.9 (勝馬ロータスランド)
阪急杯→34.0/34.5(勝馬ダイアトニック)
上記2レースは古馬の重賞で今回は3歳牝馬。いかにフィリーズレビューが速いラップを刻んでいるかわかります。
クラス平均前半3F34.0〜34.2秒辺り。
アナライズシートの傾向では、中団の上がり1位と先行馬の計2頭がセットで来る傾向。テン33秒台前半のハイペースなら差し馬BOX有りだが、基本線は33秒台後半から34秒台前半の消耗戦。
過去6年でテン33秒台が4回もあるハイペースになることが多い。
スプリンターが揃い、ハイペースになることが多く上がり1位が台頭しやすい傾向も納得。
展開予想
7番コンクパール、8番テイエムスパーダがハナ争い。
1番アドヴァイスや14番ウィリンが先行策。
例年のスプリンターが揃っている印象はなく、テン33秒台にはなりそうにない。
人気の2番ナムラクレアや10番キミワクイーンは中団のインへ。
マイルや1800m経験の馬も多く、テンについて行けない可能性があり中団から後ろはバッサリ切りたい。
人気馬が中団に揃ったことで馬券的には荒れる可能性は低くなった。
ベストポジションは前から5,6番手辺りが絶好位。
例年の33秒台にはならずに前々決着の馬券も考えたい。
馬券
◉【6】 アネゴハダ
ベストポジションに該当。 先行できて上がりも3位〜5位の脚を使えそう。
◯【2】 ナムラクレア
実績1番で調教も抜群。過度な人気なら控えたかったが、連系でも付きそうなので。
アネゴハダ軸の馬連も人気薄に流す予定。単勝も有り。
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