春の牝馬限定戦の総決算。ここから次走を見据えている馬は少なく、ここが大一番と陣営は目論んでいるのが多数。東京マイルなので短距離馬と中距離馬が混同し、ペースが流れるのも荒れる原因である。
過去を振り返るとエリザベス女王杯とヴィクトリアマイルの両方を勝利した馬はいない。(クロコスミアやミッキークイーンが両レース馬券圏内はある。)リンクする傾向は低く、全く別物と考えたい。
しかも東京は今週から例年通りのBコース替わり。馬場読みも大事になってくる。
天気予報と馬場を睨めっこしながら重要ファクターに加えたい。
ヴィクトリアマイル(2022) 東京 芝1600m
人気順データ(過去10年)
1人気【3.2.0.5】複勝率50%
2人気【0.0.1.9】複勝率10%
3人気【0.0.1.8】複勝率10%
4人気【1.2.0.7】複勝率30%
5人気【2.0.3.5】複勝率50%
6〜9人気【3.1.3.33】複勝率17%
10人気以下【1.4.2.80】複勝8%
1人気はそこそこ信用できるが、2,3人気が全く信用できない。
中穴を軸でも問題ないレース。
アナライズシートでの傾向
※2020年はかなりの高速馬場でした。テン34.2秒でも平均ペースより遅めの換算。
アナライズシートの傾向は、過去のラップから推測すると1400mのレースラップに近い。
クラス平均前半3Fは34.2秒辺り。マイルでこれだけのラップで前半を走破して、後半も同じくらいのラップで走れる馬が上位に来ています。
基本は上がり1位が連対しやすい傾向。差し馬はあまり外から差すのでは届きにくく、内から差す競馬が多い。
テン33秒台にならないと差し馬BOXにはならない。
逃げ馬と追込馬は消し。
この傾向から、馬券を買うには→
1、上がり最速馬
2、平均ペース前後なら先行できる上がり4位5位馬。
今年はレシステンシアが逃げそうな展開。
では各馬の並びを見ていきます。
展開予想
7番レシステンシアはテンの速さが他馬とは違う。
番手以降のペースは緩みそうなので、2番ソングラインや13番レイパパレの番手組のペースはそこまで速くない。
3番メイショウミモザや5番ソダシが続く。15番アンドヴァラナウトも速めの競馬。
人気の1番デアリングタクトや11番ファインルージュはベストポジションより若干後ろになる。
予想前半3Fは33.9秒〜34.2秒でハイペース気味のミドルペース。ただし番手以降が突つかなければ3,4番手辺りがベストポジションもあり得る。
馬券
◉【11】 ファインルージュ
エンジンがかかるのが遅いタイプなので4角で置かれる可能性もあるが、上がり最速馬を◉に持ってくる。 単勝候補。
◯【13】 レイパパレ
ベストポジションより少し前かもしれないが、ペースが落ち着けば好位押し切りの場面もある。
▲【2】ソングライン
レイパパレをマークする競馬。ベストポジションに該当。池添騎手はマークするのが上手いのでこの並びなら出していって好位を取る。
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