桜花賞 予想

僕が競馬を観戦しはじめた頃の桜花賞の馬場といえば、開催も進みかなり痛んで外差しが目立つ傾向が顕著でした。上がり最速を抑えていれば取れるレースでした。

近年は馬場造園科の技術も進み、内外ほぼ関係無く伸びる馬場に変貌しています。
去年に至っては、かなりの高速馬場で条件戦でもレコードが多発する内伸び馬場になりました。
上がり最速だけでは制することが出来ないレースに変わっていったのです。
毎年オークスに繋がる参考レースでもありますし、入念に予想する必要があります。

近年の桜花賞の馬券の取り方を教えます!願わくば去年みたいな高速馬場にはならないで欲しい!😉

桜花賞(2022) 阪神 芝1600m

データでは過去10年で上がり最速馬が【5.3.0.3】複勝率72%と好成績。
人気順では、

1人気【1.3.1.5】複勝率50%
2人気【5.3.0.2】複勝率80%
3人気【1.1.3.5】複勝率50%
4人気【0.1.0.9】複勝率10%
5人気【1.0.1.8】複勝率20%
6〜9人気【2.2.4.32】複勝率20%
10人気以下【0.0.1.87】複勝1%

10人気以下はバッサリ切っても良いかもしれません。やはり阪神外回りは人気馬が好走しやすい。

今週からBコース
本日の桜花賞は今年18日目の開催。

Bコースに変更され直線部は内3メートル、コーナー部は同4メートルに仮柵を設置。先週までに傷んだ内寄りの芝が柵でカバーされたとあれば、引き続き「前(内)有利」の傾向になるかもしれません。
(土曜日の競馬を見て、去年ほどの高速馬場ではなかったです。)

実は桜花賞がBコース1週目で行われるのは阪神競馬場のコースが改装された07年以降、昨年と今年の2回のみ。京都競馬場の改築工事に伴い、番組表も変更。

アナライズシートでの傾向

阪神外回りはごまかしの効かないコース。 立体コース図
2006年に改修されて外回りコースが開設された途端に実力馬が軒並み好走しやすいようになりました。
内外の差もほぼなく、最初のコーナー(3角)までも長いので有利不利は少ない。

アナライズシートの傾向では、近年は先行抜け出し馬上がり1位馬が好走しやすい。中団好位の上がり3位〜5位を軸に、上がり1位を紐の対抗に。という傾向が出ています。

2018年は規格外のアーモンドアイなので参考外。追込馬は近年は厳しい結果になっている。サトノレイナスも怪我さえなければ規格外馬だったかもしれません。
前哨戦を比較していきます。(全レース良馬場)

比較

阪神JF(2021) → 34.1/34.8 クラス平均前半3F(35.0) サークルオブライフ
チューリップ賞→34.3/34.7 クラス平均前半3F(34.9) ナミュール
クイーンカップ → 35.3/34.4 クラス平均前半3F(34.9) プレサージュリフト
フェアリーS → 35.5/35.3 クラス平均前半3F(35.5) ライラック
フィリーズR → 33.5/35.0 クラス平均前半3F(34.1) サブライムアンセム

全レースの勝ち馬は差しての勝利。フィリーズRはかなりのハイペースになった事が要因ですが、クイーンカップは完全に前が残る展開でした。それだけでもプレサージュリフトの勝利は価値があります。
尚且つ、クイーンカップは4角10番手以下では買えないレースでした。クイーンカップ回顧

クイーンカップのアナライズシートの傾向では、基本先行有利。ミドルペースやスローペースで差して来れるのは後に大成する名馬のみ。
4角10番手以内は必須追込は消し。という傾向でした。

よって、桜花賞馬はプレサージュリフトです。展開予想をする前に本命を決めるのはタブーなのですが、余程の高速馬場と超スローペース(レッツゴードンキの年の桜花賞)にならない限り好勝負必至です。
不安は出遅れだけです。 青田買いかもしれませんが、高松宮記念やドバイターフのような悔しい思いはしたくないのです。

スタートしてからずるずる下がって4角16番手から3着まで挽回したベルクレスタも紐で買います。賞金が微妙で忘れな草賞と両にらみですが、忘れな草賞を圧勝なら益々プレサージュリフトの評価が上がります。 (ベルクレスタは出走可能。)
後は展開アナライズシートの傾向を加味して連系馬券の相手を探します。

展開予想

2番カウジテトラゴン、4番パーソナルハイがハナ争い。
1番ナムラクレア、15番アネゴハダが番手。9番クロスマジェスティも前に行きたい。
予想前半3Fは34.5〜34.8秒。 ミドルペースでクラス平均とほぼ同じ。(土曜日の阪神牝馬Sは35.3/34.7)
好位の内に6番ウォーターナビレラ、11番ラブリイユアアイズが続く。

人気馬の16番サークルオブライフ、18番ナミュールは中団よりやや後ろになる。
ベストポジションは中団の9,10番手が絶好位ここから上がり3位〜5位を使える馬を軸にするのがベストかもしれない。

馬券

◉【14】プレサージュリフト
上がり最速を敢えて桜花賞で軸。 クイーンCのレース内容がGI馬の勝ち方。オークスでは人気する。その前の青田買い。

◯【16】 サークルオブライフ
ベストポジションより少し後ろで上がり2位ならこの馬か。 チューリップ賞は完全に叩き。国枝厩舎の2戦目は怖い。国枝厩舎が調教で内を回さないのは珍しい。

▲【8,11,6,12】
ベストポジションに該当するスターズオンアース、ラブリイユアアイズ、ウォーターナビレラは連系なら紐で買う。
ベルクレスタはベストポジションより後ろだが、少額抑える。

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