皐月賞 回顧

こんなにオッズが割れている皐月賞は初めて見ました。
それだけ競馬ファンも頭を悩ましたレースだった筈です。
しかし、蓋を開けてみればほぼ人気通り。

この結果を精査して、ダービーな訳ですが下位の馬から巻き返せる馬は見当たりませんでした。
春の勢力図はこのままでしょう。
回顧です。

回顧

レースは土曜の稍重から良に回復。しかし内を若干空けての競馬がメインまで続いていた。

アナライズシートの傾向では、テン35秒台後半なら前残りを狙うのも有りだが、基本このレースは流れるのでテン34秒台なら、純粋に上がり1位や2位を軸にするのが良い。
番手や好位で残るのは相当スローか規格外馬ではないと不可能。(2016年は相当な風もありハイペース。)

デシエルトが躓いてスタートが決まらず、アスクビクターモアが逃げる予想外の展開に。
本命が逃げる嫌な展開。持論ではクラスが上がれば上がるほど逃げ馬は厳しい戦いになると思っています。
番手にビーアストニッシドやボーンディスウェイ、続いてダノンベルーガ、ジオグリフも好スタートを決めて中団の先頭へ。1番驚いたのは18番イクイノックスが出して行って中団までに付けたルメール騎手の手腕。
過去にはエリザベス女王杯の大外ラッキーライラックやアルゼンチン共和国杯のピンク帽オーソリティなど大外を一瞬にして帳消しにする騎乗に脱帽していましたが、今回もメンバーの揃ったここでやってのけるとは…ほんま凄いです。
対照的に1人気ドウデュースは後ろから2,3頭目。田辺騎手はそこまで逃げ馬をビュンビュン飛ばさない騎手なのでそこは武豊騎手の判断は意外でした。キラーアビリティは出遅れて押し上げるチグハグな競馬。それでもホープフルS組は惨敗。力関係は春では逆転不可でしょう。

前半3Fは35.2秒。稍重から良に回復したとはいえ、若干時計の掛かる馬場だったことを思えば平均ペースより若干速いペースだったか。

結局ジオグリフの福永騎手がスタートからゴールまで圧巻の騎乗。3角から捲っていく競馬は予想通りでしたし、上がり4位は最後方の伏兵が上がり1位と3位を記録した事を考えれば上がり2位や3位に該当すると言ってもいいでしょう。
2着のイクイノックスは出して行った分、少し引っかかっていました。それでも2着に踏ん張るのはかなり自力が高い。5着までの馬は実力通りで当週の出来映えや内の馬場の悪さなどを考慮すれば拮抗していると思います。
後は福永騎手もインタビューで言っていましたが2400mはこの時期、適性がなくてもこなしてしまうしやはり皐月賞上位組が強い。後は枠順や並びで入れ替わる可能性が高いダービーになると思います。
ジオグリフはお父さんがダート1400mのスペシャリストだが、ダービーでも十分チャンスはあると思います。
ただダービーは、馬券的旨味はほぼ無くなったと言えるのは間違いないですね。

馬券の反省

【2&14】 単勝
【1,2,14】ワイドBOX

アキノリ
アキノリ

なんとか単勝は当たりましたが2週連続のワイド1,4着…
そろそろダブル的中が欲しい所ですね。来週はバシッと当てます!

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